島根県インターアクト指導者講習会に参加しました。

2026年11月04日

指導者講習会の様子です。

 令和8年度島根県インターアクト指導者講習会が、10月31日(土)に益田市の「益田市保健センター」でありました。今年度は明誠高校と益田ロータリークラブがホスト(主催)でした。「指導者講習会」という難しいネーミングですが、「次世代のインターアクト指導者育成を目的とした講習会」のことで、もちろん生徒主体です。今年も宿泊を伴わず1日開催となりました。本校からは11名が参加しました。

 今回は会場が益田市ということもあり、出雲南ロータリークラブさんがバスを用意してくださったので、それに乗って現地に向かいます。10:30過ぎに益田駅に到着し、徒歩にて会場に向かいます(会場は駅前です)。11:00登録(受付)開始。昨年よりも1時間以上遅いです。2690地区内では、どこの会場へ行くにもいちばん時間のかかる明誠高校さんが最も気にかけていたことなので、時間に余裕を持って行けるのもありがたい配慮ですねぇ。保健センター3階で受付をし、大会プログラムと名札を受け取ってから大ホールへ入ります。11:30開会式。10分ほどで終わり、11:40からプログラム(1)に入ります。

指導者講習会1 大会プログラム(1)は「ミニトーク」です。

  演題は「デンマークの高校生はどう話し合っているか」で、デンマーク在住の文化翻訳家(「文化翻訳」ってご自分で作られた言葉だそうです)のニールセン北川朋子さんが講演されます。デンマークと日本の文化(特に教育)の違いについてお話しされました。30分ほどの講演でしたが、午後からの「デモクラシーフィットネス」に関わりのある、とても興味深い講演でした。

 昼食をとり、運動のできる服装(体操服)に着替え、13:00から大会プログラム(2)「デモクラシーフィットネス」になります。

 指導者講習会2 まず、この「デモクラシーフィットネス」って何? ですよね。デモクラシーフィットネスとは、「民主的な対話を支える10の能力(筋肉)を軸に設計されたワークショッププログラム」だそうで、それぞれの筋肉に対応した30分のワークが10個あり、体験・内省・実践を繰り返しながら、対話力を段階的に鍛えていくというものです。今日は、その10の能力のうち4つを体験学習として取り上げられました。

 1つ目は「好奇心“筋”」を鍛える。自分と違う意見や考え方、自分の知らない世界や物事に対して関心を持って向き合う能力を鍛えます。ここでは、2人1組で「連想ゲーム」しました。自分と違う発想が出るとおもしろいですね。好奇心がそそられます。

指導者講習会3 2つ目は「傾聴“筋”」を鍛える。相手の意見や考えに耳を傾け、感情的にならず、積極的に受け入れる能力を鍛えます。先程と同じく2人1組になり、両者ともアイマスクをして何も見えない状況下で話をしたり聞いたりします。素直な気持ちですべてを受け入れることが大事です。

 3つ目は「共感“筋”」を鍛える。自分とは違う立場や価値観を持つ人に対して「どうしてそう思うか(感じるか)」を理解しようとする能力を鍛えます。1つのことを「賛成」「反対」に分け、ディスカッションをします。好奇心と傾聴を経てないとなかなか難しいです。

 4つ目は「良い妥協“筋”」を鍛える。自分が譲れないものを守りながら、相手の譲れないものを受け入れ、「win・win」の着地点を探す能力を鍛えます。これが「民主的」の真骨頂ですね。

指導者講習会4 この4つの“筋”を鍛えたところでタイムアップ。すぐに閉会式をして、今年度の指導者講習会が幕を閉じました。

 益田での1日開催だったこともあり、かなりすっきりした講習会になりましたが、内容はしっかりとしたものでした。明誠高校インターアクトクラブのみなさん、益田ロータークラブのみなさん、ありがとうございます。

 今大会も生徒たちはとてもいい経験になったと思います。今後の活動に活かせることを期待しています。