第47回インターアクト地区大会に参加しました。

2024年08月01日

地区大会の様子です。

 地区大会1第47回インターアクト地区大会は、7月27日(土)・28日(日)に岡山県の吉備中央町にある「国立吉備青少年自然の家」で行われました。このインターアクト地区大会は、鳥取・岡山・島根の3県からインターアクトクラブ員が約80人、顧問の先生が約30人、ロータリークラブの方が約30人の合計140人くらいが集まって研修をします。今年のホスト校は岡山県共生高校、ホストRCは新見ロータリークラブ、大会テーマは「平和のカタチ ~誰一人取り残さない世界へ~」です。本校からは生徒5名と顧問2名が参加しました。

 地区大会227日(大会初日)、6時30分にJR出雲市駅を出発して特急やくもで備中高梁駅へ。そこから30分ほどバスに揺られて、10時前に現地(国立吉備青少年自然の家)に到着しました。受付後、11時から開会式がスタート。式後に顧問教師の表彰、記念撮影と順調に進みます。

 昼食後から、今回のメインとなる「ワークショップ」です。すでにグループ編成はしてあり、各グループで自己紹介をした後、「平和に感じる物・事」について意見交換をしました。最初にこの計画を聞いた4月の地区協議会では、顧問教師は一応に「平和?……大丈夫?(ちょっと漠然としてて重たくない?)」と思っていましたが、講師の松原裕樹さんがSDGsの「17の目標」とうまく絡めてリードされ、世界の人々から身近な人々まで「平和」に過ごせるために高校生ができることを考えるように話し合う、ぞれぞれに「平和のカタチ」を作っていくという考え方にシフトしておられたので、高校生も積極的に意見を述べ、「他の意見は受け入れて否定しない」ようにされたことが良かったと思いました。たっぷり5時間近く時間をとって、明日はグループごとに発表のみというところまで準備しました。

 18時から夕食、入浴、20時から交流会(キャンプファイヤーなど)をし、大会1日目が終了しました。地区大会3

 大会2日目は、昨日のワークショップの続きになりますが、10時からの「全体会」に間に合うように各グループの「平和のカタチ」のまとめです。7時の朝食直後から集まって発表準備を始めたグループもあり、どこも気合十分のようです。16のグループの中でもパワーポイントを駆使するグループが多く(10グループくらい)、カタカタとやっています。一方で模造紙を使ったグループも色マジックと付箋(KJ法)を使って書き込みを急いでいます。10時になると「全体会」がスタート。16グループが次々に発表していきます。中には高校生でなければ考えが及ばないようなものもあり、気づきが多くてとても勉強になりました。

 11時から「体験発表」。開星、米子松蔭、関西、興陽、共生の各インターアクトクラブの活動を報告されました。中でも共生高校の発表では、3人の留学生がインターアクトクラブの活動を通じて感じたことを話してくれました。

 全体会の後は閉会式です。昼過ぎには2日間の研修が終了しました。昼食をとり、帰路も再び特急やくもに乗り、出雲市駅に到着したのは18時前でした。

 今回の地区大会も1泊2日の完全対面型でしたが、とても良い研修ではなかったかと思います。来年の地区大会は島根県であります。ホスト校は明誠高校になりますので益田市での開催になります。コ・ホスト校として協力していきたいと思います。