平成30年度島根県インターアクト指導者講習会が、11月10日(土)・11日(日)に出雲市小境町の「島根県立青少年の家 サン・レイク」でありました。今年度は開星高校と松江東ロータリークラブがホスト(主催)でした。当日はインターアクトクラブ1・2年生の10名が参加しました。「指導者講習会」という難しいネーミングですが、「次世代のインターアクト指導者育成を目的とした講習会」のことで、もちろん生徒主体です。

 13:00登録(受付)開始。会場が出雲市ということもあり、現地集合にしました。受付を済ませて、主会場となる多目的ホールへ移動します。

 13:30開会式。30分ほどで終わり、サン・レイクの職員さんによる「入所オリエンテーション」に移ります。その後一旦全員が宿泊室へ。14:40に多目的ホールと創作室にそれぞれ集まります。15:00からプログラムが始まりました。

フェアトレード 大会プログラム(1)は「フェアトレード ~貿易不均衡から見える世界~」です。

 JICA(ジャイカ:国際協力機構)から岩田和美さん(なんと!本校卒業生(平成10年度卒)だそうです)と梅原栞さんが来られ、カカオ豆の流通を「貿易ゲーム」にして約2時間講演されました(写真右はフェアトレードの貿易ゲームをする1年生の石﨑さん(手前のテーブルの右))。フェアトレードとは、発展途上国の農産物や雑貨などを、適正な価格で継続的に輸入・消費する取り組みのことで、低賃金労働を強いられる傾向のある途上国で雇用を創出し、途上国の貧困解消や経済的自立を促すねらいがあります。開発途上国、特に赤道直下の国々が中心なって栽培されるカカオ豆は、フェアトレード対象の農作物になっています。日本で販売されるチョコレートの中でも、フェアトレード価格の商品が多くなってきています。楽しくゲームをしながら、しっかり勉強できました。

SYD 17:20から夕食・入浴となり、19:00からは大会プログラム(2)「SYD出前講座 ~貧困に生きる子どもたちと~」です。

 SYDは、小学生から大人まで幅広く参加できるボランティア団体で、島根県のインターアクトクラブは、2010年にフィリピンでボランティア研修があった時にお世話になっています。今回はSYDの青木さんが、フィリピンの劣悪な環境で生活する人々の映像を見せてくださいました(写真左は講演後に生徒から質問を受ける青木さん(右))。海外で厳しい生活を強いられているにも関わらず、笑顔で暮らしている現地の人々に、逆に元気をもらっているような気がしました。世界の現状に直面し、考えさせられるプログラムでした。

 大会プログラム(2)が終わり、交流会をした後、就寝となり、1日目が終了しました。

 11日、大会2日目。7:00から朝の集い、7:30から退所点検を受け、その後朝食。9:00から班別会議になります。

班別会議 インターアクトクラブ6校から司会と記録を選出し、各校の顧問の先生が指導助言、ロータリークラブの方がアドバイザーに入ります。1つの班に生徒が10名くらいずつ、6班で班別会議がスタートしました。

 議題は、昨日のエクスカーション(JICAとSYDの講演)の感想、各校の活動報告などの情報・意見交換でした。今回は「国際理解の必要性と今後私たちができること」というテーマを設け、各班ともに様々な意見交換をしました。約1時間の会議ではありましたが、とても実りあるものになりました(写真右はC班の様子。左から記録の馬庭さん(2年生)、司会の松本さん(2年生)、指導助言者の柳樂先生、アドバイザーの勝部さん(出雲南RC))。

 10:20から全体会議に入ります。まず、RI2690地区インターアクト委員会の永島弘明出雲西高校長先生による「定款学習」です。20分ほどでしたが、インターアクトクラブとロータリークラブの関係やインターアクトクラブの活動について、わかりやすく解説してくださいました。続いて班別会議の報告になります。6班とも丁寧にまとめてあり、いい報告会となりました。

 引き続いて閉会式となり、2日間にわたる指導者講習会が幕を閉じました。

 3階の食堂で昼食をとり、随時解散となります。今回も生徒たちはとてもいい経験になったと思います。今後の活動に活かせることを期待しています。