平成29年度島根県インターアクト指導者講習会が、11月11日(土)・12日(日)に出雲市小境町の「島根県立青少年の家 サン・レイク」でありました。今年度は本校と出雲南ロータリークラブがホスト(主催)でした。当日はインターアクトクラブ1・2年生全員の20名が参加しました。「指導者講習会」という難しいネーミングですが、「次世代のインターアクト指導者育成を目的とした講習会」のことで、もちろん生徒主体です。

受付 今回は会場が出雲市ということもあり、現地集合にしました。会場設営などの準備のために、9:00までに到着するようにみんなが集まります。全員が来たことを確認し、それぞれ準備に取りかかります。メイン会場(多目的ホール)・受付・荷物置場などの表示、テーブルと椅子の配置をします。間もなく看板(2枚)が届き、取り付け作業を行います。約2時間ほどで準備が整ったので、本校生徒は「開会式・閉会式」のリハーサルをしました。一度も練習していませんでしたが、本校のオリジナルアイテム『スタッフガイド』のお陰で一発OK。微調整を施して本番に備えました。11:30から昼食をとり、登録開始まで待ちます。

 13:00登録(受付)開始。本校は事前に受付したので登録は5校。開星、出雲西、石見智翠館、明誠、松江西と次々に来場します(写真右は開星高校の受付をしているところ)。受付では大会資料(プログラム・パンフレット・アンケート)と名札を配り、荷物を「荷物置場」へ移動させた後、多目的ホールへ案内します。県内の高校だけなので、すぐに終わりました。

 13:30開会式。1日目の司会進行は1年生の多久和さくらさん。トラブルが発生しないかという不安をよそに、滞りなくスムーズに進行していきます。30分ほどで終わり、サン・レイクの職員さんによる「入所オリエンテーション」に移ります。14:20分に諸連絡を入れ、一旦全員が宿泊室へ。生徒は体操服に着替えて14:45正面玄関に集まります。2台のバスに分乗して、宍道湖自然館ゴビウスとそば庄たまきへそれぞれ向かいます。

 大会プログラム(1)は「島根の自然環境と食文化を学ぶ」です。

ゴビウス 宍道湖自然館ゴビウスは宍道湖畔に位置し、宍道湖に生息する生き物を展示しています。ここではたくさんの生き物を調査・飼育しているバックヤードを見学しました(写真左はゴビウスのバックヤードで説明を受けているところ)。通路こそ狭いものの、大きな水槽の裏側には巨大な水質管理システムが存在します。幾重にも水を濾過(ろか)し、温度を一定に保ち、小さな生き物まで快適にいられるように、計算しつくされたものでした。また、宍道湖ばかりでなく、県内の河川から捕獲した希少な生物たちも大事に保管・飼育されいました。滅多に見れない「たがめ」や群れる習性のある「ゴンズイ」がつくる「ゴンズイ玉(だま)」には感心しました。バックヤードの見学の後は館内を見て回ります。水槽の上を優雅に?足をバタバタさせる鴨がとても愛らしかったり、いろいろな人に触られてちょっとお疲れモードのザリガニがいたり、見どころ満載でした。

蕎麦打ち 一方のそば庄たまきでは、蕎麦(そば)打ち体験をしました。出雲の伝統食(ソウルフード?)である「蕎麦」は、全国でも人気が高く有名です。お蕎麦屋さんで蕎麦を食べることは普通にできますが、自分で打った蕎麦を食べるとなるとなかなか経験できません。ここでは蕎麦粉をこねるところから体験します。2人1組で、蕎麦粉に少しずつ水を入れてコネコネしていきます。蕎麦の玉ができたら、これを麺棒で伸ばしていきます。厚さ1ミリくらいまで伸ばしたら、今度はたたんで、麺状に包丁を入れます。独特の形状をした包丁に四苦八苦しながら、太さ「マッチ棒」を目指して切ります(写真右は蕎麦を切る山﨑さん(奥)と黒田さん(手前))。マッチ棒より細いと麺が途中で切れて短くなり、太いと長さはあるのですがうどんのようです。悪戦苦闘しながら約40分、何とかそばができました。お店で湯がいてもらい、割子1枚をいただいて、いざ実食。やはり自分たちで作った蕎麦はおいしいものです。

 バス2台が交互にゴビウスとたまきを行き来して、全員がバックヤード見学と蕎麦打ち体験をしました。島根県に馴染みのある生き物や蕎麦について学べたので、貴重な体験ができたのではないでしょうか。

フィリピン報告 18:00にサン・レイクへ戻り、夕食・入浴となり、20:00からは大会プログラム(2)「世界の現状を見つめる」です。今年の夏に本校の板倉愛美さんと出雲西高校の齋藤 耀さんが、それぞれ別の企画で同じフィリピンにボランティア研修に出かけました。その報告を2人にしてもらいました(写真左はフィリピン研修報告をする板倉さん)。

 板倉愛美さんは出雲青年会議所が主催し、3泊4日という短い期間ではありましたが、マニラ市郊外のスモーキーマウンテン(通称「ゴミ山」)で暮らす人々やマザーテレサ施設の人々と交流したことを報告してくれました。同じくフィリピンに行った齋藤 耀さんは、約2週間という長期にわたり交流・ボランティア体験をしたことを報告しました。2人の画像を使った報告からフィリピンの人々の暮らしがよくわかりました。海外で厳しい生活を強いられているにも関わらず、笑顔で接してくるところに、逆に元気をもらっているような気がしました。世界の現状に直面し、考えさせられるプログラムでした。

 大会プログラム(2)が終わり、交流会をした後、就寝となり、1日目が終了しました。